何気ない会話が響いてしまう場所で

心のつぶやき

職場はわりと静かな雰囲気だ。
そのせいか、ふとした会話が想像以上に広がりやすい。私はこの空気が、正直あまり得意ではない。

別に誰かに話を聞いてほしいわけでもないし、他人の話に積極的に入りたいわけでもない。ただ静かに、自分の仕事に集中したいだけなのに、静寂があるがゆえに、言葉が必要以上に響いてしまう。

聞こえてしまうというストレス

いい感じの会話が流れているときは、まだいいのかもしれない。
けれど、そうではないとき。空気が少し重いときや、誰かの感情が滲むような場面では、会話が筒抜けになることが、なんとも言えずやるせない気持ちにさせる。

聞こうとしているわけではないのに、聞こえてしまう。
知りたくなかった感情や、余計な情報が耳に入ってきてしまう。そのたびに、自分の心が少しずつ消耗していくのを感じる。

転職を重ねて見えてきたもの

これまで転職をしてきた中で、いろいろな職場を見てきた。
「あの職場はこうだったな」「前はここが違っていたな」と、自然と比較してしまう自分がいる。

それぞれの職場には、もちろん良いところもあれば、気になるところもある。完璧な場所なんて、きっとどこにもない。それは頭ではわかっている。

それでも、経験を重ねるうちに、ひとつ強く思うようになったことがある。

人事が動くかどうかは大きい

それは、この環境が何十年も固定されるのか、それとも定期的に人事が動くのか、という点だ。
周りの人間関係がずっと同じなのか、それとも変化していくのかは、働きやすさに大きく影響する。

風通しよく人が入れ替わる職場では、空気も少しずつ循環する。
一方で、関係性が長年固定されている場所では、良くも悪くも空気が淀みやすい。これは、どちらが正解という話ではないけれど、私にとってはとても重要なポイントだ。

仕事は「誰と働くか」

仕事内容が大切なのは、言うまでもない。
でもそれと同じくらい、いや、それ以上に「誰と一緒に働くか」は大きいと思っている。

どんな言葉が飛び交うのか。
どんな距離感が保たれているのか。
安心して黙っていられる空気があるかどうか。

そうした積み重ねが、日々の疲労感や満足感に直結している。

新年度に向けて

新年度、新たな人事配置。
すぐに大きく何かが変わるわけではないかもしれない。それでも、少しでも空気が変わる可能性があるのなら、そこに小さな期待を寄せてしまう。

今の環境で感じている違和感も、いつか振り返ったときに、「あの時はそういう時期だった」と思える日が来るのかもしれない。

そう信じて、今日も自分の感覚を大切にしながら、静かな職場で、静かに仕事をしていこうと思う。

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