久しぶりの家族とのお墓参りで感じたこと

心のつぶやき

父と兄、家族と過ごすひととき

今日は久しぶりに私の父と兄に会った。夫と子どもも一緒で、家族そろっての時間を過ごすことができた。お墓参りの前に、朝から晴れた空の下、久しぶりに家族全員で向かう道のりも特別な気持ちになった。

お墓での作業と挨拶

お墓に着くと、まずは草むしりと掃除を行い、水をかけて汚れを落とした。その後、手を合わせておはかに挨拶をする。なにげない作業ではあるが、こうして一緒に行うことで家族のつながりや、先祖への感謝を改めて感じることができた。

父の横顔に見えた時間の流れ

草むしりをしていると、ふと父の横顔に目がいった。前回ここに来たときよりも老いを感じ、時間の流れを意識せざるを得なかった。次に訪れるとき、みんなは今と同じように元気でいるだろうか。ふとそんなことを考えると、少し切ない気持ちになった。

代々の思い出と命のつながり

このお墓には、私が小さい頃からお参りしてきた。幼い頃にはおばあちゃんも一緒に来ていたが、彼女も私が成人して間もなくこのお墓に眠ることになった。こうして人は少しずついなくなるのだと実感するが、同時に今、私の父、兄、夫、子ども、そして私自身が元気でいることが、最も幸せな時間なのかもしれないと思った。

今の時間を大切に生きる

数十年後には、また誰かが年老いて順番を迎えるだろう。慌ただしい日々を生きる中で、こうして家族が元気に過ごせている今の瞬間こそが、人生のゴールデンタイムなのかもしれないと感じた。もっと親に会い、親孝行を意識して過ごしたいと思った。父にそのことを伝えると、「まーたちが元気で仲良く暮らしてくれることが親孝行だ」と言ってくれた。心に染みる言葉だった。

当たり前の日常の尊さ

お墓参りの後、家族みんなで食事をした。美味しい食事を囲みながら、安心と幸せを感じた。先祖との出会いや命のバトンを受け継いでいることを思うと、不思議な感慨に包まれる。秋の柔らかい日差しを浴びながら手を合わせると、生きていることの喜びをじんわりと実感した。


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